お知らせ

和スイーツの要・小豆のルーツを知る、御座候の工場見学とあずきミュージアム

みなさんは、和スイーツと聞いて、連想するのは何ですか?
きなこ、黒蜜、抹茶、白玉、わらび餅、寒天…。
中でも、小豆(あんこ)は、和スイーツの要ではないでしょうか。

その小豆をテーマにした、世界初の博物館があるんですよ。

博物館は、回転焼で有名な「御座候」が運営し、
また、隣接する製あん工場も見学ができると知り、行ってみました。
姫路駅の近く、線路沿いをまっすぐ15分くらい歩いたところ、
緑に囲まれた敷地の中に受付があります。

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まずは、工場見学。
夏休みともあり、お子さん連れの家族が多く、
通常(午前中2回)よりも、見学回数が増やされているようでした。

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工場案内専用通路を歩きながら、係員さんがマイクを使って案内してくださいます。
北海道から広島までの全店舗で使用する「あん」をここで製造するそうです。

産地より届いた小豆を選別・煮た後、砂糖を加えて練ります。
ひとつの釜で300個分。30台の釜が並びます。
その釜の大きさは、製造スタッフさんと比較するとわかりますね。

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このフロアで作られた「あん」を台車に乗せて、
下のフロアに続く「アンホッパー」に投入します。どどど~ん。

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下のフロアでは、上から落ちてきた「あん」は、容器に詰められ、
水に容器を浮かべて熱を取り去った後、冷蔵庫に入れられ、出荷を待ちます。

工場ショップでできたての回転焼を食べることができます(有料)。
焼き上がりまでの時間は、そばにあるモニターで小豆について学べますよ。

アツアツ~。あんこたっぷり!

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つぎに楽しみにしていた「あずきミュージアム」へ。

小豆について、いろいろな角度から紹介されています。
歴史、種類、成長 そして、興味があった食文化。
展示方法もカテゴリーごとに異なり(イラスト、模型、写真、動画)、
飽きさせません。子どもさんが遊べるスペースもあります。

モニターを使用した映像も多く、じっくり見ると
きっと半日以上はかかる内容だと思いました。

日本だけではなく、世界で食される小豆の色・形の違い。
小豆の色、赤色が持つ意味。「赤いダイヤ」と呼ばれていた理由は?

「あずきミュージアム」は、楽しみながら知識を得られる博物館でした。

工場見学2.JPG

館内は撮影不可だったのですが、ここだけはOK。
職人さんになったつもりで、記念撮影をしてくださいね。

夏休みも残り少ないですが、機会がありましたら、
ぜひ、ご家族でお出かけください。

参考記事
▼土用のデザート「冷やしぜんざい」で暑気あたり防止。
https://www.ntdshop.jp/note/?p=119

▼大人の贅沢かき氷
https://www.ntdshop.jp/note/?p=113

(大西)


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